突然の地上げ屋に驚く一同。
するとサニーは彼らに詰め寄った。
「またお前達か!」
サニーは怒りをあらわにする。
しかし彼らは余裕の表情を見せた。
「残念だったな。今回は親分も一緒だから歯向かっても殺されるのは一緒だ。」
サニーは親分ことカラミティもいることに気付く。
「誰がなんと言おうとこの遊園地から買い取ってやろう。」
カラミティがそう言った時だった。
「ちょっと君達、勝手なことされたら困るよ!」
マイケルは彼らに詰め寄る。すると
「てめえここのオーナーか?」
ハリケーンはそう言うとマイケルに掴みかかった。そして
「邪魔はすっこんでろ!!」
マイケルはハリケーンに投げ飛ばされたのだった。
「マイケル!」
フローラはマイケルに駆け寄る。一方のサニーも彼らの横暴に怒り心頭だ。
「もういい加減に・・・」
サニーが言いかけた時だった。
「ならこうしてやる。」
ドドドドドドド
カラミティがそう言うと地上げ屋全員でエネルギー弾を発射し、遊具や乗り物を次々と破壊し始めた。あまりに残忍な行動に唖然とする中、マイケルはすぐさま救護班を呼び、怪我人の援護に当たった。
一方のサニーは怒りに震えながらマシンガンを構えた。
「・・・許さない・・・」
そしてマシンガンを発射しようとした時だった。
何やら彼らは妙な動きをしていた。そして
パチッ
彼らが指パッチンをすると突然大量の戦闘員が現れたのだ。
「俺達と戦いたけりゃこいつらを倒せ!」
カラミティの言葉通りサニーは戦闘員と戦い始めた。
サニーの猛攻で戦闘員は次々と倒されていくが、数が多くなかなか倒しきれない。
「これじゃキリがないわ。」
サニーはそう言うとマシンガンを構える。
そして
ドドドドドドドドドド
サニーは全方向に発射した。マシンガンを受けた戦闘員は一斉に倒されていった。
「ふぅ、これでやっと戦えるよ。」
ほっと一息着いた時だった。
「あれ、幹部達は?」
サニーが辺りを見回すと地上げ屋の面々はいつの間にか姿を消していた。それどころか・・・
「ルージュはどこ?どこなの?」
ルージュもいなくなっていて残ってるのはマイケルとフローラだけだった。サニーとフローラは思わず慌てるが、そんな中マイケルはあることに気づいた。
「大変だ、彼女が連れ去られている!」
何とルージュは地上げ屋に連れ去られてしまったのだ。
続く